用意された包丁

夕食の準備にとりかかろうと台所へ。

いつも洗って立てかけている筈のまな板が横になっていて、その上にタマネギ3個と包丁が。しかもタマネギは袋に入ったままの状態だ。

なぜ?

これはタマネギ料理を作れ!と言う指示なのか?

真相を確かめるため、年寄りどもに話しを聞く。

私「まな板の上にタマネギと包丁があるんだけど、これどうした?」

ジィ「りんごだと思って買ってきたらタマネギだった。」

私「・・・(絶句」

エピソードを憶えているということは”認知症”というより”加齢”による障害だろうか?

まな板にのせるまで、それをリンゴだと思っていたのか?

いやはや、おそろしい限りである。