金属アレルギー

三叉神経痛、帯状疱疹、中耳炎、扁桃炎、頭痛、顎関節痛に副鼻腔炎、湿疹、その他いろいろ、首から頭にかけての不調が昔から半端じゃない。原因は何か?といろいろ考えてみる。

免疫?体質?ストレス?持病?

もしや・・・金属アレルギー?

子供の頃から歯ぎしりが酷く、寝ている間に歯が欠けるなんて日常茶飯事、前歯を折ること数回。歯医者へ行く度に折れたり欠けた歯は金属に置き換わり、口腔内が金属だらけになってしまった。おそらくその影響もあると思うのだが、貴金属が一切身につけられないほどの金属アレルギーである。珍しいか?といえばそうではなく、数人に一人はニッケルアレルギーと聞くから結構な頻度で金属アレルギーの人は存在すると思われる。

ちなみにアレルギーにも種類があり、金属アレルギーはいわゆる4型(遅延型)に該当するらしい。この4型、遅延型というだけあってアレルゲンに触れても直ぐに反応が出る訳ではない。成分によっては数日後に反応が出たりするので、数日間に及ぶパッチテストでもしない限りアレルゲン成分を特定するのは難しいとのこと。また、例えば腕時計やアクセサリーの場合、接触部位だけにアレルギー症状が現れるので分かりやすいのだが、口腔内で徐々に溶け出した微量の金属は唾液によって流動的になるので、必ずしも触れている特定部位だけに症状が出るとも限らないだろう。

そんな訳で体調不良の原因を探るべく、いちかばちか口腔内の金属を取り除いてみようと決心!口コミ評価★5のTクリニックで金属除去を試みた。

最初の頃は歯科医も熱意を持って治療に協力してくれたのだが、下顎の金属義歯を取り終えたその日、それまで優く協力的だった歯科医が豹変、突然牙をむいた。

歯科医:「どうする?まだ取んの?上顎も?取れって言うなら取るけど?」

うっわ!こっわ!あんなに優しかった先生が、あーめんどくせー的な・・・

私:「もう大丈夫です。ありがとうございました。」と満面の笑みを浮かべ大人の対応。Tクリニックをあとにした。(もう二度と来ることはあるまい)

そしてそれから1年後のことである。

突然上顎にとてつもない激痛が走る。顔面が腫れあがり熱まで出る始末。いたたまれずに手当たり次第に電話をかけた結果、すぐに診てくれるというOクリニックに駆け込んだ。抗生物質の投与と上顎に残っていた金属義歯(腐食)を取り除いた途端に痛みが消失。まさに九死に一生とはこのことだ。おまけに長年悩まされた謎の頭痛まで治ってしまった。

Oクリニック、神! と、思ったのも束の間・・・

Oクリニックの歯科医から、またもや勧められたまさかの金属義歯

金属アレルギーだって言ったよな???

どいつもこいつもである。