障害者雇用促進法は1960年代頃からあったようだが、当時は雇用主の努力目標でしかなかったらしい。雇用率が義務化され、2021年3月の今現在では従業員43.5人以上の雇用率は民間企業で「2.3%」となっているとのこと。 かつて障害者雇用枠での求人は、非正規雇用が大半を占めていた。当然、正規雇用と比べ低賃金での採用となる。不安定な待遇で採用される障害者が多く、結局いいように使われた挙げ句、最期はお払箱になるケースが多かったのだ。が、昨今では、障害者雇用でも正規雇用を前提にした求人を多くみかけるようになった。理由は・・・人手不足?社内啓蒙?社員の意識改革?企業のイメージアップ?単なる数合わせ?と、その目的はさまざまであろう。例え企業側の目的がグレーだったとしても、安定枠での障害者雇用が増えたのは大変喜ばしいことだ。
エスディージーズ:Sustainable Development Goals 持続可能な開発目標:すべての人たちにとってより良い世界を!
流行りのキャッチフレーズだが心地よい。希望、挑戦、祈り。