床屋

ジィ「角の床屋を予約してきたぞ。」

私:「なぬ?角の床屋?」

ジィによく聞いてみると、団地入り口付近にある小さくてお洒落な美容室のことであった。
民家に併設している住居兼店舗(美容室)で、南仏プロバンス風の店構えがなんともオシャレな雰囲気をかもしだしている。

私:「そこは床屋じゃなくて美容室だよ。予約って今日?何時に行くの?」

ジィ:「予約がいっぱいで、7月3日に予約がとれた。」

私:「今、4月なんですけど・・・。」

お世辞にも数ヶ月待ちの人気店には見えない。

毎日のように美容室の前を通りかかるが、いつもガラッガラである。

はて、ジィが夢でも見たのだろうか?
それとも美容室側がジィの様子を察してソレなりの対応をしてくれたのか?
いずれにしても本当に予約していたら悪いので電話を入れた。

私:「そちらに7月3日に予約を入れた○○ですが、申し訳ありませんがキャンセルしたいのですが。」
美容室:「ふぁああああ?????」

は?ならまだしも、ふぁああああ?????って何だょ!と思いつつ、こちらが悪いことに変わりは無い。かくかくしかじかこういう訳で・・・と丁寧に謝り電話をきった。

とりあえず床屋に行きたいんだろうから、週末あたり連れてこか。

ハゲてるけど・・・